侑子はくすぐりサロンの入口に立っていた。

前回、くすぐりコースを受けてからまだ 2 週間しか経っていない。あの日くすぐられて以降他人に好き勝手くすぐられ、弄ばれることにすっかりハマってしまい。連夜思い出してはオナニーで何とかくすぐられ欲を処理していた。

(もう・・・我慢できない。今日はもっとすごいことしてくれるんだろうな。)

侑子が選んだのはくすぐり性感コース。前回のくすぐりコースに加えて性的な刺激も加わるという。

早速侑子は店内に入る。前回同様、簡単な受付を済ませ、着替えた上で個室に入り待機する。

すぐに担当の嬢が現れた。前回も担当してくれたあの嬢だ。侑子は急に恥ずかしさを覚え、子宮がぎゅっとなるのを感じた。

嬢「ご指名ありがとう。今日はいっぱいサービスしてあげるわ。今日は二人で気持ち良くしてあげる ♡」

耳元でそう囁かれ、ゾワゾワする。

(えっ・・・?)

嬢に言われた言葉がすぐに理解できなかったが、少しして奥からもう一人嬢が現れた。今日は二人にくすぐられるらしい。

嬢「そしたらまずは裸になってこっちに座って?パンツはまだ脱がなくていいから。」

特殊な椅子に座らされ、両手頭上に固定される。そのままゆっくりとリクライニングが下がっていき、仰向けの状態になる。両足をゆっくりと持ち上げられ、M 字に開脚した状態で動かせないように固定された。最後にアイマスクをつけられ視界を奪われる。前回と同じだ。

嬢「感度を上げていきましょうね ♡」

両手は頭の上に固定されているので脇は全くの無防備。M 字にされて秘部を含めた下半身も無防備。侑子はただ刺激を受け入れるしかない状態となった。おもむろに嬢の手が腹部を撫でる。

侑子「・・・っ、・・っく」

ピクンと体が反応してしまう。フェザータッチで全身を一通り撫でられ、弱点を探られているようだった。

嬢「今日はこれを使ってみようかしら。」

そう言って侑子には見えないが、習字で使う白いフサフサな筆を両手に持つ。もう一人のサポートも同じように筆を準備した。

不意に、侑子の二の腕に筆がつたう。

侑子「あっ・・・・」

サラサラとした気持ちの良い感覚が二の腕に入る。一人の嬢の筆は二の腕を、もう一人の筆は太ももを、それぞれ触れるか触れないかくらいの力で丁寧に往復させる。

(気持ちいい・・・・)

声は全然我慢できる。くすぐったい感覚はあるが、優しくて気持ちいいという感覚が強い。

二の腕と太ももへの丁寧な愛撫が終わると、今度は横腹とすねにターゲットが移った。さっきよりもくすぐったさを感じ声が漏れ始める。

侑子「・・・ぅんっ・・・あっ・・・」

アイマスクで視界を奪われており、どこをくすぐられるかわからない侑子は、脇腹のポイントを突かれるたびに小さく声をあげてしまう。

横腹とすねをくすぐっていた筆は足の甲と脇へ。侑子の弱点へと進んでいく。

侑子「・・・・んふっ・・・あっ、だめっ・・・あははは」

足の甲を筆が這うとなんとももどかしい気持ちになる。それに加えて脇の下も撫でられているものだからたまったものではない。

侑子「あははは、、、くくっ、、、ああんっ、、いやっ・・・」

(ああだめ・・・くすぐったくて気持ちいい・・・・)

両足を淫らに広げて腰をくねくねさせながら逃げようとするも完全に固定されていて逃げられない。4 本の筆が侑子の肌を這い、感度を上げていく。

足の甲を這っていた筆は足の裏もくすぐり始める。右足の甲と足裏を同時にくすぐったりされるとたまらず逃げたくなる。

侑子「あああっっ!!!!足、だめぇっ・・・・あははは・・・くぅうううっははは」

足の裏や甲、すね、膝小僧を縦横無尽にくすぐってくる筆。足全体がゾワゾワする感覚が押し寄せる。

足に集中していた侑子だったが、不意に乳首に筆があたる。そしてクリクリクリクリっと乳首を小刻みにくすぐられた。

侑子「あああああああああああっ!!」

胸が強烈な快感に襲われる。

侑子「あああっ!気持ちいいっ!!!あっあっ、足だめっ!ああああははは、、、あっあっ」

乳首への筆くすぐりと、足へのくすぐりを同時にされて、侑子は自分が今何をされているのか理解できなくなってきた。

(同時にっ・・・・されすぎてっ・・・だめっ・・・気持ちいいっ)

愛撫は止まらない。乳首から乳輪と範囲を広げたと思ったらまた乳首を集中的に攻められたり、緩急をつけた動きに体が反応してしまう。

両足への攻めも次第に範囲を広げ、時折秘部の近くのもも裏を撫でたりしてくる。秘部の付近を撫でられるとどうしてもその次を意識してしまうが、直接秘部を触られることはなく、あくまで周辺を撫でたかと思えば、また足の裏や膝などのくすぐったい箇所を攻められたりする。

乳首だけは明確に性的な快感となって脳が刺激され続ける。くすぐられる感覚と快感が脳で混ざり、下半身に広がるゾワゾワとした感覚も次第に快感へと変わっていった。

侑子「あっ、あっ、、、んんんっ!くふふっ、あああん!」

履いていたショーツにシミが浮かび、腰がくねくねと勝手に動いてしまう。侑子の体は明らかに“次の”刺激を求めていた。だが、侑子からそれを言い出せずにいた。

4 本の筆による愛撫は、ショーツのシミがぐちょぐちょになるまでたっぷりと 15 分ほど続いた。

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