(やだ・・・・もうだめ・・・)

トイレの個室に駆け込んだ侑子は便座に座るとワンピースをたくし上げてぐしょぐしょに濡れているパンツをおろした。

外のトイレでオナニーするなどしたこともないし今まで考えたこともなかったが、今はもうそんな余裕はなかった。寸止めのようなお預けをくらって、火照って敏感になった身体はとにかく気持ちよくなりたいということしか考えられない。

トロトロになっているアソコを指でなぞり、クリトリスを愛撫しはじめる。外で恥ずかしいことをしている自覚と、大きな声を出せない緊張感が性感帯を更に敏感にする。

侑子「んんっ・・・!!」

少し触れるだけで電流が走ったかのような快感が股間から全身に駆ける。愛液が更にあふれ出し、指先の愛撫はもう止められない。

(やだっ・・・やだぁ・・・気持ちいい・・・んんぁ)

クチュクチュと音が出てしまい誰かに聞かれるかもしれないとドキドキするが手が止まることはなかった。そしてほんの十数回の指先の往復で簡単に絶頂する。

(イク・・・・イクイクイクッ・・・)

侑子「んんんっ!!ぁぁぁっ!!!」

片手で口を抑えているが小さな矯正がトイレの個室に響く。ビクンビクンと身体を痙攣させる侑子。これほどまで簡単に絶頂を迎えたことは今までなかった。脚はガクガクし、白濁の愛液がトロリと便器に落ちる。

侑子「はぁ、はぁ、はぁ」

(すごい・・・・気持ちいい・・・・もっと・・・)

一度絶頂を迎えたものの快楽の欲求は収まらない。侑子はワンピースの下から片手を入れるとブラジャーをずらし乳首こね始める。もう片方の手は膣口とクリトリスを交互に愛撫する。

侑子「んっ・・・ぁっ・・・んん」

先程のくすぐりプレイを思い出しながら触ってもらえなかった乳首を中心に、その周り、脇腹、脇の下と上半身を自分でやさしくねっとりとくすぐる。嬢の手つきを真似して動かすと身体が覚えているのか、あの快感が呼び覚まされる。

(ああっ・・・脇腹くすぐりながらクリ擦るのやばい・・・またイキそう・・・・)

すぐに二度目の絶頂の波が全身を襲って来た。

(イクイクイク・・・イクッ!)

侑子「〜〜〜〜!!っくぅ!!」

声を精一杯押し殺して思い切り果てた。頭は真っ白になり全身が熱くなって汗ばんでくる。今までで最高のオナニーだった。

侑子「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

息を切らした侑子の吐息だけがトイレに響く。幸い他の人はいないみたいだった。

そうして性器への愛撫を繰り返し何度か絶頂を繰り返した後、ようやく理性を取り戻した侑子は、ガクガクする脚をなんとか立たせて帰路につくのだった。

▽▽

ひとり暮らしのアパートに帰り着き汗ばんだ身体を流すためシャワーを浴びる。一段落するとベッドに倒れ込んだ。

(大変な一日だったな・・・でも・・・・)

侑子「またくすぐられたい・・・」

声に出してみると、嬢にされたことが呼び起こされ、また身体がムズムズしてきた。

(性感コース・・・・二人に責められる・・・・)

嬢の言っていたことを思い出し、内容を想像するとまたアソコが濡れてきた。

侑子は嬢にくすぐられた部位を一つ一つ思い出し、手つきを再現しながら全身のくすぐりとオナニーを始めるのだった。そしてそれは疲れて眠くなるまで続いた。

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