2045 年、少し未来の女性向け性感マッサージのお話。

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社会人 2 年目の香奈は、予約していた無人性感マッサージ店にやってきた。特殊なカプセルに入ると AI が事前アンケートを元に最高の性感マッサージをしてくれると一部のネットで好評だった。

香奈「とうとう来ちゃった・・・」

予約は常に数ヶ月待ちで、料金も馬鹿にならない。ボーナスを使ってなんとか予約できたのが 3 ヶ月前だった。

入り口を抜けて受付に行っても人はいない。アプリに表示されているコードをかざすと、部屋番号とそこへの行き方が表示される。

香奈「人に会わないのはありがたいな。」

性感マッサージなど受けたことのない香奈には今日の朝からドキドキしっぱなしで、誰かに見られたくないと思いながらここまで足を運んできた。

案内される通りに廊下を進み、指定の部屋の前に着く。ここでもアプリをかざす機械が置いてあって、ピッとかざして入室する。外から勝手に人が入ってくることはなさそうだ。

部屋の中は少し薄暗いカラオケボックスのような感じで、中央に人がすっぽり入れるくらいの酸素カプセルのようなものが置いてあった。あとはシャワールームと荷物台が奥にあった。

香奈「すごい・・・」

初めて見るハイテク機械に驚く香奈。スマホのアプリにはこのあとの手順が表示されている。

香奈「シャワーを浴びて、裸でカプセルの中に入るのね。」

早速シャワーを浴びてタオルで身体を拭く。カプセルを開けると中にはスライム状の液体がたっぷりと入っていた。上半身側から下半身側にかけて傾斜しており、首から上は液体に浸からないようになっている。

香奈「・・・よし・・・」

ドキドキしながらゆっくりと足先を液体につけてみた。温度はちょうど人肌くらいに設定されていて、ほとんど液体に浸かっている感じがしない。そのまま下半身からゆっくり全身を入れた。

そして手順に従って両手をバンザイする格好で頭の上に持っていき、そこにある窪みに手首をセットする。すると機械は勝手に香奈の手首をカチャリと固定した。溺れないように安全機構としてそうなっているようで、マッサージが終わらない限り外れない仕組みになっている。

首から下まで完全にトロトロとしたスライム状の液体に全身を漬けた香奈。この時点ですでに全身を優しく包み込まれているようで心地よい。

すぐに機械から音声案内が始まった。

「事前に設定されたプランでマッサージを始めますか?」

香奈「はい。」

香奈が予約時に設定したマッサージプランは、全身もみほぐし、全身くすぐり性感、性感帯刺激の 3 つ。また、詳細設定として、くすぐりレベルをソフト、性感帯の刺激レベルを思いきって最大にしていた。セーフワードの設定もあり、セーフワードを言うと途中で停止することができる。また、セーフワードを言ってから何分間は止めないということも設定できた。

もろもろの設定を思い出しながら始まるのを待っていると、太ももあたりに手が触れる感触がそっと訪れる。

スライム状の特殊な液体は電波に反応して固くなる性質があるようで、これを利用してスライムの形、硬さ、動きを変幻自在に変えることができるようだ。もともとは性感目的ではなく医療用のマッサージやリハビリ目的で開発されたらしい。

アプリで説明を読んでいた香奈だったが、実際に体験すると想像以上だった。首から下は液体に使ったままで、液体の一部が水中で形を作っているようだ。ぬるいお風呂に浸かったまま凄腕のマッサージ師に揉まれているかのような感覚が両足の太ももを刺激する。

(これは普通に家に欲しいな・・・すごい気持ちいい)

太ももだけではなく、背中、肩、ふくらはぎ、足裏など、プロレベルのマッサージが同時に施される。丁寧に揉まれて、凝っていた筋肉がほぐされ、リラックス状態となる香奈。

(ああ、気持ち良すぎ。このまま寝ちゃいそう・・・・)

当初の目的をほとんど忘れ、20 分ほどしっかりとマッサージされたあと、ようやく次のプランへと移行する。

「くすぐりモードに移行します。」

心地よかった揉みほぐしの手が、急にくすぐったく感じ始める。

(・・・きたっ・・・)

両手は頭上で拘束されているので逃れることはできない。

両足首とももを握られるような感触とともに、香奈の足がガニ股に開かれる。そのまま足が動かせなくなった。

スライムはどんな形状、硬さにも変わる。なので拘束することも容易だった。

(うそ・・・・足が動かせない)

恥ずかしい格好になった香奈の全身を無数の手の感覚がランダムに襲う。脇の下をくすぐり、太ももをくすぐり、足の甲をくすぐり、腰骨をくすぐる。

香奈「あっ、ちょっ、あっ、待って、くははっ、あはははは、すごっ、いやっ、はははははは」

足の裏、足の指の隙間、お尻と次々とくすぐってくる。ときには複数箇所同時に責めてくる。

香奈「ああっ、そこだめっ、ふははははっ、ああっあはははは」

くすぐりレベルは低に設定されているので、あくまでソフトにくすぐられる。AI は香奈の反応を学習し、弱点を絞り込み始める。

香奈「あああっ!そこだめぇははははは、あっあっそれも、無理っ、くくっ、ははははっ、いやあ、駄目それっ、、弱いとこばっかりーんんっあははは」

そして弱点を同時に刺激する。脇腹、足裏、鼠径部、お尻を 10 個ほどの手が襲う。

香奈「あーはははははは、そんなっ、同時っ、くくっあははははははは、やめっ、んんんあああははははは」

緩急をつけて的確にくすぐられ、頭がどうにかなりそうだった。全身が熱くなり、弱点だった箇所が気持ちよくなってきてしまう。

香奈「くっ、んんんっ、、あっ、あっ、ああんっ、くふふっ、んっ、んあっ、あはっ、あははは」

(全身くすぐられて気持ちいい・・・・)

するとスライムは全身をくすぐりながら乳首を愛撫しはじめる。カリカリと爪で優しく引っかかれるような感覚が再現される。

思わず快感に背中を反らせてしまう香奈。

香奈「んあっ!!あああああ!!ああああ気持ちいいいい!!あっ、あっあっそこっそこっ!!きもちいのっ」

誰もいない安心感で声が大きくなってしまう。

続いて乳首をカリカリしながらスライムは肛門へと標的を移す。菊門の周りをツーっと這うように撫でたかと思うと、指で門の中心をヌリヌリしたりカリカリしたりするかのような刺激を加える。

香奈「お尻の穴だめぇ!!あっ、ああっ」

全身をくすぐられたまま、乳首とアナルをカリカリされる。

(やばいっ・・・・おかしくなるっ・・・)

香奈「あっ、ああっ、だめぇ、全部同時だめぇ」

そしてそのまま、ついにスライムの手はクリトリスに至る。ふいにクリトリスをコリコリと刺激される香奈。

香奈「んああああああ!!!ああっ、あっ、んんっ!!」

全身の愛撫と連動してクリトリスを刺激され、すぐに絶頂感が押し寄せる。

香奈「あああっ!!!それだめぇ!イキそ、、、イクっ、イクっ、」

そして、

香奈「イッッッッくぅ!!!」

香奈は体を激しく痙攣させて絶頂した。全身への柔らかなくすぐりは止まらない。それは香奈の絶頂を長く引き伸ばす。

香奈「くぁ!はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、んっ、ああっ、あっ」

クリトリスへの愛撫が再開され、またすぐに絶頂の波が押し寄せる。

香奈「んんっ!あっ、あっ、またっ、イクっ、イッちゃう、、んんんっああっイッッッくぅう!!」

AI は香奈の性感ポイントを完全に学習し、最適な刺激を与えられるようになっていた。そして突如流れるアナウンス。

「性感刺激コースに移行します。」

香奈「え?これから?」

もうとっくに始まっていたと思っていた香奈はビクリと体を震わせる。

スライムはゆっくりと香奈の膣口に触れ、時間をかけてヌルヌルと膣の中に侵入する。両手両足は固定され動かせない。ただただその快感を受け入れるしかなかった。

香奈「んんんんああああぁ!!!」

少しキツイくらいの肉棒が入ってくるかのような感覚に襲われた。そして奥まで当たると G スポットと子宮口を撫でるように動き出す。普通の肉棒ではありえない動き。快感も尋常じゃなかった。

しかもその間、全身の愛撫はずっと止まらない。

香奈「なにっ?!かはっ!んんっっ!!へんっ!これへんっ!ゾワゾワするっ!!やだっ何かくるっ、あっあっ、やだっ、やだっ、んんんんああぁぁあぁっ!!!」

子宮全体から波のように押し寄せる快感に恐怖する香奈だったが、快感が強すぎてそのまま深い絶頂に頭が真っ白になった。

香奈「~~~~~~~~~!!!!」

視線は定まらずフワフワとした感覚の中を漂う香奈。全身が深い快感に支配される。

香奈は十数秒の間絶頂してようやく意識を取り戻した。

香奈「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」

(やばい・・・やばい・・・気持ち良すぎて変になる)

スライムの肉棒は先程と同じように子宮口と G スポットを撫でながら、前後に動き始める。

香奈「ああああぁぁあぁ!!またイクっ、やばいこれっ!イクっ、イクっ、イクっ、んああああああっっ!!」

ほんの 10 秒ほどですぐに次の絶頂に達してしまうくらい、完全に AI に学習されてしまった。こうなったら何度でも再現可能な状態となる。

香奈「はっ、はっ、はっ、ああんっ!ああっ!やだっ、すぐイクっ、もうっ、イクイクイクっ、イッちゃう、イッッッッくっう!」

脇腹、足の裏、乳首、肛門をくすぐられ、クリトリスを、撫でられながら膣内の一番気持ちいいところを的確に刺激される。

絶頂したら最大限引き伸ばされ、帰ってきたらまたすぐにイカされる。性感刺激レベルの最高に設定した AI は手加減など知らない。

何度もイカされたあと、香奈はようやくセーフワードのことを思い出した。

(も、もう限界・・・・)

香奈「ギ、ギブアップ!」

シンプルなワードを発する。

「セーフワードが発言されました。10 分後に停止します。」

香奈「えっ?!」

アプリでの予約の際、まさかこんなことになると思ってなかった香奈は、軽い気持ちで最大の 10 分と設定してしまっていた。

(これがあと 10 分も続くの?!ムリムリムリ・・・・)

再開される刺激。

香奈「いやあっ!ああんっ!気持ちいいっ!とこっ!ばっかりっ!!んんっああっ!!あっ、あっ、あっ、またイクっちゃう、イッちゃう、イクっ、イクっ、イッッッッくう!!」

そうしてたっぷりと 10 分の間に 15 回もイカされるのだった。

▽▽

やっと停止した機械。両手の拘束も解かれ、スライムもただのヌルヌルした液体へと戻った。

息も絶え絶えで全身を痙攣させている香奈は、全身が敏感になりすぎてシャワーを浴びるのも苦労するほどだったが、

(こんなのもう無理・・・・でも・・・・今度はもう少しレベル下げて別のやつやってみようかな・・・)

すっかりハマってしまった香奈だった。

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